殺生石と鹿の湯
那須について調べていた時、どなたかのブログで鹿の湯の存在を知りました。温泉好きの我が家も行ってみることにしました。鹿の湯へ向かう道は窓を閉めた車で走っていてもかなり硫黄の匂いがします。子どもたちは「たまごー!」「臭ーい!」と大騒ぎ^^;
鹿の湯に着いたと思ったその時、すぐ近くに殺生石の看板を見つけました。じゃあこっちも行ってみようか!ということになりました。
那須の観光地を調べていた時、殺生石も検索にひっかかってきました。でも写真で見る分には石?岩?これを見るだけ?と、正直あまり興味が湧かず、行き先の候補からは外していました。
ですが、結果から言うと行って良かったです!
歩道は木道になっています。周りには溶岩がゴロゴロ。硫黄の色をしています。お散歩がてら歩くと、すぐに到着。
これが殺生石です。
写真で見るよりずっと迫力があります。
以前は丸かったのが、今年の3月に割れてしまったとのこと。鎖で繋がれていました。殺生石ってすごい名前ですが、この一帯が火山ガスが絶えず噴出しており、近づけば命を奪われると昔から言われ、その名がついたそうです。九尾の狐の伝説もあるとか。松尾芭蕉も句を詠むほどの景色です。思わず見入ってしまいます。自然はすごい。
反対側の通路には千体地蔵とススキ。お地蔵様の手が大きいなと思ったら平安を祈るため大きく作られているのだそう。こちらも見応えがありました。
侮っていましたが、素晴らしいものを見ることができました。
殺生石を見たあとは、そのまま徒歩で鹿の湯へ。
1300年の歴史あるお風呂で、温度が少しずつ違います。女性は46℃、男性は48℃までのようでした。ですが、表示よりはかなり低く感じました。息子も全てのお風呂に入れたよ〜と言っていました。硫黄の匂いはそこまで強くなく、乳白色のお風呂でぽかぽか温まることが出来ました。気持ちよかったなぁ。
那須へ行ったら是非訪れてほしい場所です^ ^