こどもとキャンプとあれこれ

ファミリーキャンプをメインとして、子どもと一緒に、大人も楽しめる、遊びや体験の記録を綴ります。

牧野植物園

牧野植物園へ遊びに行きました。そういえば子どもを連れて植物園って初めてかもしれません。

 

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高知市街から山を登っていきます。キャンプ場へ向かってるのかな?というくらいくねくね山道です。抜けると温室が見えてきました。一旦そこも通り過ぎて正門へ向かいます。

 

正門から本館への道は土佐の自然環境を造っているのだそうで、高山植物から低山植物へ、そして海岸植物へという流れで植物が植えられているそうです。

すごく手入れが行き届いていて、多様な植物たちが生き生きとしています。詳しくないと見落としてしまいそうな植物も多いのですが、「咲いています」のマークがとても分かりやすかったです^ ^ 職員の方がこまめに観察されて管理されているのだと思うと脱帽です。

 

ふと見ると、ボタンボウフウの葉の上にキアゲハの幼虫が!

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アゲハの幼虫を家のベランダのゆずの木で観察している息子、キアゲハの幼虫は初めて見たのでとても嬉しそうでした^ ^ 綺麗な蛹の殻もありました。

白と黒の模様の幼虫がそばに沢山いて、キアゲハの幼虫だから持って帰りたい!と言い出す息子。植物園のものは捕ったりしてはいけないと諭し諦めてもらったのですが、後々調べるとハマオモトヨトウという蛾の幼虫で害虫でした…^^;

 

本館は建築も洗練されたデザインで、自然と調和のとれた木の空間がとても気持ち良いです。内藤廣さんという方のデザインだそうで、さまざまな賞も受賞されているようです。

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本館へ入るとボトルフラワーが飾ってありました。生花の美しさそのままにボトリングされており、そのどれもセンス良く美しかったです。10年ほどもつのだとか。タンポポの綿毛も繊細で可愛かったです。

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企画展は生き物の数が減ってきている理由を種別に分かりやすく伝えられており、興味深かったです。こういうことに触れることは、私たちにできることは何かを考える良い機会となりますね。

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牧野富太郎記念館では牧野氏の生涯について知ることができます。こんな絵になる素敵な椅子があるキッズルームも♡
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シアターでは4つのお話が上映されていて、私たちは植物カレンダーを拝見しましたが、牧野植物園の魅力がよくわかる内容となっていて、どの季節も訪れてみたいと思いました^ ^

 

そして最後は温室。

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大きな葉っぱやサボテンが。蘭の花たちも綺麗でした。
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オオオニバス。下からも観察できるようになっています♪葉脈がすごいです!予約制ですが15kg以下のお子さんは上に乗ることもできるそうですよ。我が子たちは体重オーバーですが、乗ってみたーい!!と言っていました^ ^

 

雨でしたので、お庭などはゆっくり見ていないのですが、それでも十分大満足出来ました。雨の雰囲気もそれはそれで、また良いのですよね。予定外のお出かけでしたが、行けて良かった牧野植物園でした^ ^